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かつてなく最高の主人公、現る! [本・コミックス]

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成瀬は天下を取りにいく
宮島未奈


「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」

2024年本屋大賞受賞作品

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。

コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。

M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。

今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。

2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説!

成瀬が成瀬らしくなくなったら島崎は成瀬を見捨てるのだろうか。
いや、島崎は新しい成瀬も受け入れるに違いない。

本屋大賞にしては感動少な目ですが、その分すらすら読めます。

ゼゼカラの漫才観てみたい(聴いてみたい)!


【あらすじ】
第1話
ありがとう西武大津店」 語部:島崎みゆき
成瀬あかりは14歳の夏休み、幼馴染の島崎みゆきに「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と、コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通いテレビ中継に映ると告げる。
 
第2話 「膳所から来ました」 語部:島崎みゆき
成瀬は夏休みが明けると「島崎、わたしはお笑いの頂点を目指そうと思う」と島崎を巻き込み、「膳所(ぜぜ)から来た」ということで漫才コンビ「ゼゼカラ」を結成、M-1グランプリに出場する。
 
第3話 「階段は走らない」 語部:稲江敬太
大阪で働く稲江敬太は西武大津店の閉店をきっかけに地元大津で同窓会を企画し、旧友・吉嶺マサルと小学6年から音信不通となったタクローを探し出そうとする。
 
第4話 「線がつながる」 語部:大貫かえで
大貫かえでは進学した県内屈指の進学校・膳所高校で、苦手だった中学の同級生・成瀬と同じクラスとなり頭を抱える。
 
第5話 「レッツゴーミシガン」 語部:西浦航一郎
全国高校かるた大会に出場した西浦航一郎は他校の出場者・高校2年の成瀬とデートの約束を取り付け、琵琶湖の観光船ミシガンに案内される。
 
第6話 「ときめき江州音頭」 語部:成瀬あかり
別々の高校に進学後も継続していた「ゼゼカラ」の成瀬と島崎は高校3年の夏、地元の「ときめき夏祭り」で司会を務める。
 
ぜぜさんぽマップ.jpg
ぜぜさんぽマップ

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