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難読漢字クイズ vol.2 [トリビア]

稟議

この漢字、読めますか?

「社内稟議」なんて使い方をしますよね。

迷わず

「りんぎ」

と読んだのではないでしょうか。

「えっ、違うの?」そんな声が聞こえてきそうです。

では答えを見てみましょう。


【つづき】

それでは正解です。
 
正解は
ひん ぎ
稟議
 
正解は、「ひんぎ」でした。
 
goo辞書によると、「稟議」は「『ひんぎ』の慣用読み」とあり、意味は
 
会社・官庁などで、会議を開催する手数を省くため、係の者が案を作成して関係者に回し、承認を求めること
 
とあります。
 
img.png
 
「稟」という字について詳しく調べてみましょう。
 
goo辞書によると、
 
・音読み…リン、ヒン
・訓読み…こめぐら、ふち、う(ける)、もう(す)
 
で、意味は
 
①こめぐら。 ②ふち(扶持)。給料として与える米。「稟給」 [類]①②廩(リン) ③うける。命令を受ける。また、さずかる。「稟議」「稟性」 ④もうす。申し上げる。「稟申」
 
とあります。
 
異体字として「禀」という字も。
 
稟を使った熟語には「天稟(てんぴん)」、「稟質(ひんしつ)」、「稟性(ひんせい)」などがあります。あまりなじみのない言葉ではありますが、併せて覚えておくといいかも。
 
なお、現在は「りんぎ」という読み方が一般化し、これも間違いではありません。
 
ちなみに、「凛(りん)とした」の「凛」という漢字、こちらは音読みが「リン」ですが、「稟議」の慣用読み「りんぎ」が一般化した理由は、こちらの音読みと混同したためかもしれないですね。

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