究極のエンターテインメント [落語・漫才]
【演目】
一席目「看板の一(ピン)」 ~立川志の大~ | |
【まくら】
なし 【内容】 若い連中がサイコロ賭博してるが盛り上がらない。そこにやってきた親分に「親」になってもらいみんなで賭けるのだが、なんと親分がミスをしてサイコロが見えていた。ラッキーとばかりに賭ける若い連中だが、それはミスではなく親分がわざと引っ掛けるためにやったことだった…。 【さげ】 あぁっ、中も一(ピン)だ。 |
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二席目「異議なし!」 ~立川志の輔~ | |
【まくら】
・昨年は5カ月公演なし。ようやく再開されるも 定員の半数という制約で、客席はまるで市松模様 ぼんやりとした満員のお客より、やる気のある半分の方が… ・新宿末広亭では、東京で1日のコロナ発症数が 昨年5000人:アクリル板あり/今年20000人:アクリル板なし ・石川県能登町「イカキング」経済効果6億円! 【内容】 築数十年の古マンション、13世帯あるけど自治会の会合に集まるのはいつも4人だけ。本日の会合の目的は、エレベーターに防犯カメラを設置することを要請されたので、業者を呼んでどう対応するか相談すること。 業者の担当者から防犯カメラをつけるにはどうしても100万円以上かかると言われ、高いと驚く4人。そんな高いカメラをつけるのではなく、ほかに方法はないのか!? エレベーターの壁を全部鏡張りにする、お札を貼るというアイデアが飛び出す。そのうち、1階の住民はエレベーターを使わないから2階から運行すればいいとか、近所のペットショップから猿が逃げたとか、どんどん焦点がずれていき…。 【さげ】 ビールは冷たい方が…。 |
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仲入り |
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三席目「唐茄子屋政談」 ~立川志の輔~ | |
【まくら】
・少子化が進むのに反し、落語家の人数は増え続け 今や1000人越えに…。 【内容】 「勘当、ようがす。米の飯とお天道様はついてまわります」ぷいっと家を出た若旦那の徳さん。やがて行き場がなくなり、腹を空かせて吾妻橋まで来る。身投げ寸前におじさんに助けられた徳は翌日から唐茄子の商いに出される。 重い荷を担いで横町へ出て行くが、売り声ひとつ出ない。そのうち奇特な御仁が売りさばいてくれ「後二つだ、これくらい売りなさい」と徳を送り出す。「唐茄子屋でござい」の声も出るようになった頃、誓願寺店に入ると乳飲み子を背負った女が唐茄子を買いに出て来た。身の上話にほだされた徳は売り溜めをそっくり女にやってしまう。帰って訳を話すと「本当だな、嘘をつくと承知しないぞ。向こうへ行きゃわかる」。 来てみると長屋が騒がしい。徳の与えた銭を大家に取り上げられた女が申し訳ないと首をくくったという。幸い命は助かったが徳は収まらない。奉行所へ訴え、やがて大家はきついお咎めを受ける。若旦那は勘当が解けて元の家に戻ったという。 【さげ】 その方、唐茄子を売れ!(大岡越前) |
2022-09-04 19:35
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