同曲は11月2日に世界同時配信リリースされ、ビートルズの母国・英国や米国、日本など17カ国のiTunes Storeで配信直後に総合1位を獲得。 日本では11月3日に輸入盤のアナログシングル、11月10日に「ナウ・アンド・ゼン」など多くの楽曲が追加された通称「赤盤」「青盤」の2023年バージョン、11月17日に「ナウ・アンド・ゼン」の日本盤(直輸入盤仕様)としてアナログ盤がリリース予定。 今回リリースが決まった日本盤CDシングルでは、1962年の英国でのデビューシングル 「ラヴ・ミー・ドゥ」が両A面として収録されます。
日本盤CDシングルは12月1日リリース
楽曲のリリースに併せて11月3日にYouTubeでプレミア公開された「ナウ・アンド・ゼン」のミュージックビデオは、「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の監督で、2021年に公開されたザ・ビートルズのドキュメンタリー「ザ・ビートルズ:Get Back」も手掛けたピーター・ジャクソンによるもの。
VIDEO
ポールとリンゴによる新たなレコーディング風景だけでなく、今は亡きジョンやジョージ・ハリスンと一緒に演奏する様子や、4人のメンバーがステージでお辞儀をしてそのまま消えていくラストなど、ファン大満足の仕上がりになっていて、記事執筆時点での再生回数は2100万回を突破するなど大きな注目が寄せられています。
ポール・マッカートニーのコメント:
「ジョンの声が、とてもクリアに聞こえる。かなり感動した。僕たち全員が参加した本物のザ・ビートルズのレコーディングだと言える。2023年にまだビートルズの音楽に取り組んでいて、一般の人々がまだ聴いたことのない新曲をリリースしようとしているなんて、本当にエキサイティングなことさ」
リンゴ・スターのコメント:
「彼が部屋に戻ってくることの次に彼に一番近づいた瞬間だったから、僕たち全員にとって、とても感慨深いことだった。まるでジョンがそこにいるようだった。斬新だった」
オリヴィア・ハリスン(ジョージ・ハリスンk妻)のコメント:
「1995年当時、スタジオで数日間この曲に取り組んだ後、ジョージはデモの技術的な問題を克服できないと感じ、この曲を十分に高い水準で仕上げることは不可能だと結論づけたんです。ダニーと私は、もし彼が今日ここにいたら、彼がポールとリンゴとともに心を込めて「ナウ・アンド・ゼン」のレコーディングを完成させたに違いないと確信しています」
ショーン・オノ・レノン(ジョン・レノンの息子)のコメント:
「父がいなくなって何年も経ってから、彼らが一緒に仕事をしていると聞いて、ものすごく感動しました。この曲は父とポール、ジョージ、リンゴが一緒に作った最後の曲です。この曲はタイム・カプセルのようなもので、運命的なものだと感じています」
コメント 0