もう懲り懲り [健康・美容]
胃バリウム検査受診 バリウム検査と胃カメラどっちがおすすめ? 胃バリウム検査とは、発泡剤(炭酸)で胃を膨らませ、バリウム(造影剤)を飲んでX線(レントゲン)を連続的に照射しながら撮影する検査です。正式には「上部消化管X線検査」と言います。 胃バリウム検査は、胃・食道・十二指腸のがん疾患のほか、胃潰瘍や胃炎、ポリープなどを早期発見することが目的です。 前年度から「人間ドック」と「健康診断」を1年おきに受診することになったので、30年ぶりくらいに「健康診断」でバリウム検査を受けてきました。 というのも、これまではカフェテリアポイントを利用して毎年「人間ドック」が受診できからで、その際、胃カメラ検査ばかりを選択してきたのです。
久しぶりのバリウム検査は驚くほどアクロバティックで、金輪際受診したくないと思うほど大変でした。 |
【バリウム検査と胃カメラどっちがおすすめ?】
バリウム検査(二重造影法とも言います)は日本で開発されたものと言われていますが、最初にバリウム検査を開発したのはドイツ人のFischer氏です。開発された時代は約100年前の1923年で日本では大正時代という大昔です。その後、日本で改良され胃のバリウム検査として胃がん診療において大きな役割を果たしてきました。 果たしてきたと言うより、現在でも多くの人がバリウム検査を受診されているのが日本の現状です。どうしてバリウム検査がいまだに行われているかというと、厚生労働省の胃がん検診に関する指針において、胃がん検診は「胃部エックス線検査または胃内視鏡検査のいずれかとする」と明記されているからです。 しかしながら、医療従事者の人たちがバリウム検査を受診することはほとんどないそうです。なぜバリウム検査を受診しないかというと、バリウム検査は1960年代からスタートし当時から検査方法がほとんど変わっていないからです。つまり、最先端の医療技術の恩恵を享受するためには胃カメラの方がお勧めということになります。 上記以外にも胃カメラをお勧めする理由はありますが、大事なのはどの検査を選ぶか自分自身で納得して選ぶということです。 |
バリウム検査のメリット |
・内視鏡検査よりも費用が安い ・スキルス性胃がんの発見は内視鏡検査よりも得意 ・胃全体像の把握が可能 ・検査が簡単にできる(検診車等) |
バリウム検査のデメリット |
・バリウムによる腸閉塞のリスク ・放射線被ばく ・胃粘膜の色がわからない ・要精密検査となると内視鏡検査が必須 ・検査後に下剤を飲まなければならない ・胃液が多いと検査精度が下がる ・げっぷをすると再度発泡剤の服用が必要 |
2023-02-02 19:23
コメント(2)
あら偶然ワタシもこの日人間ドックでした。
ワタシも毎年胃カメラだったのに、数年前たまたま変更しそびれて初めてバリウム検査を受けることに。
お腹パンパンで苦しい所に診察台(?)がグルングルン動くので『なんじゃこりゃー』っとパニックに。
胃カメラ嫌いだけど、バリウムはもっとイヤ
by ゆゆ (2023-02-05 21:10)
なんとまぁ奇遇ですな。
医者は、麻酔法で眠っている間に行う胃カメラがお勧めと
言うのですが、静脈麻酔は自己負担で費用は約5,000円。
〔究極の選択!?〕
・5,000円払ってオエッとならないか?
・5,000円払わずオエッを我慢して、
その5,000円でオエッとなるほど旨いものを食べるか?
by ki-ki (2023-02-06 18:50)