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栄養不足、専従飼育員なし [トピックス]

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龍野公園動物園

5年で47匹が死んだ兵庫・市立動物園の実態
過去に24時間開園状態 管理体制に問題は?

今日(7月9日)放送の「バイキングMORE」で、番組MCの坂上忍(54)が声を荒らげる一幕があった。

この日の放送では、《5年で47匹が死んだ 兵庫・市立動物園の実態》と題して、兵庫県たつの市にある「龍野公園動物園」の“虐待疑惑”について追及。あまりにずさんな管理体制を取り上げた。

この動物園では「市民と動物が触れあえる場所」という触れ込みで年中無休24時間開園としていたところ、多くのサルやヤギなどが死んでいたことが発覚。

社会部記者は「24時間開放されていることで、深夜には若者のたまり場になることもあったようです。SNSでは地元住民らしき人から《花火を打ち込む輩もいたらしい》《ストレスで孔雀の羽が抜けまくっていた》などと管理体制の甘さと劣悪な飼育環境を指摘する声があがっていました」と話す。

そこで「バイキングMORE」は、たつの市都市計画課の担当者にさまざまな質問をぶつけ、進行役の伊藤利尋アナがボードの前でその回答を読み上げていくという流れで進行していったが、担当者の回答に坂本忍は激怒。「その説明自体が崩壊しちゃってんじゃん」「この担当者の人、顔を晒さないとダメだよ。こんな無責任なことばっかり言って」などとコメント。

さらにガリガリにやせ細って背骨の浮き出たヤギを指し、「トリガラみたいになってんじゃん。誰でもわかるんだよ。それをあんな言い訳してるヤツがやってるってなったら虐待以外の何物でもないし」「こんなとこ、閉めたほうがいいと思うわ」と怒りをぶちまけていたと「アサ芸ビズ」が報じている。

怒りを通り越して、悲しくなります…。


【記事詳細】
兵庫・たつの市の龍野公園内にある龍野公園動物園で動物の大量死が問題になっている。これまでは24時間無料開放されていたが現在は午前9時~午後5時まで。約7500平方メートルの敷地に13種類72匹を飼育。過去5年間で死んだ動物は計47匹。

死んだ動物の数について市の担当者は「飼育する動物の死亡率は大体年平均10%前後。自然な数字かなというところはある」と説明。2013年には兵庫県動物愛護センターから運営している市に対して管理体制を改善するよう指導を受けていた。

動物園には首の羽根を引き抜くクジャク、痩せ過ぎて骨格が見えるヤギ、凍傷で尻尾が切れたカニクイザルが。動物研究家は「担当者の説明がよく分からない」と指摘した。
 
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龍野公園動物園の現在の飼育員の数は6人。うち3人は市の職員で残りは委託業者のシルバー人材だという。専門知識については、市の職員のうち1人は10年以上専属のため知識はあるが、残り2人は新人のため、知識はないという。

日本動物園水族館協会の理事は一番大切なのは飼育する動物に対する知識があるかどうかであり、市の管理体制に問題があると指摘。龍野公園動物園では2年前までは土日祝日は職員が誰もいないということがあったという。餌は自動給餌器で与えていたという。

予算が少なく、2021年度の動物園管理の予算は1100万円だという。以前は獣医の定期検診もなかったという。飼育員は今の状態が続くなら動物園がなくなった方が動物にとってはいいのではないかとしている。

今年7月から改善したポイントとしては24時間開放をやめたこと、年中無休をやめ、休園日を設けたなどがある。

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