新施設で開催日外も集客 [トピックス]
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姫路競馬7年半ぶり再開
地方の経営好転を象徴 7年半ぶりに蹄音(ていおん)が戻ってきた。2012年8月30日を最後に休止していた姫路競馬場(兵庫県姫路市)でのレースが15日、再開した。 同競馬場で洪水防止のための調整池の工事が行われていたことに加え、馬券売り上げの低迷など厳しい経営環境もあり、主催する兵庫県競馬組合は姫路の開催を休止していた。 馬券のネット販売の普及で近年は経営環境も好転。工事も終了したことから姫路での開催を再開した。これほどの長期にわたって休止していた競馬場が復活するのは極めて異例だ。 全国的にみても地方競馬の売り上げは増加している。休止競馬場の再開は地方の主催者の体力に余裕が出てきたことを示す象徴的な出来事といえる。 |
【追記】
15日の姫路競馬再開初日には約3000人の観客が集まった |
真冬の空気はひんやりとしていたが、再開日の姫路競馬場の場内は待ちわびた観客の熱気にあふれていた。午前10時50分発走の第1レースから歓声が上がり、売店では専門紙が売り切れた。7年半前の開催の最終日のほぼ倍となる2990人の観客が集まった。 馬券の売り上げも4億7308万円を記録。県競馬組合が主にレースを行う園田競馬場(同県尼崎市)での19年4~12月の1日当たりの平均売上高の4億7584万円と同等の額を記録した。7年半前は大阪や神戸など大都市の近い園田と比べると、姫路の売り上げは8割ほどにとどまっていたが、差は小さくなった。23日までに6日間の日程を消化し、1日平均の売り上げは4億4041万円。話題性が高い再開直後であることを考慮しても、好調だったといえる。 |
~ 日本経済新聞より ~ |
2020-01-24 20:22
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