羊で眠くなる原因は発音にあった! |
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なぜ、眠れないときに羊を数えるのでしょうか? この本には以下のように記されています。 |
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眠れないよりに必備を数えるという話のネタ元は、欧米の民話『果てしなし物語』といわれています。召使いが「羊が1匹、羊が2匹……」と単調なフレーズをくり返すことで、王様が退屈になって眠くなるように仕向けたのです。
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まあ、羊をただひたすらカウントすれば退屈なのは想像できます。眠くもなるでしょう。しかも、英語で羊は「sheep」。「シー」という息を吐く発音なので、自然と腹式呼吸となるのも眠気を誘うようです。
ただし、この羊を数える睡眠法、日本人にはあまり効果がない模様。
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しかし日本語で「ヒツジ」と言っても腹式呼吸にはならないので、日本では眠気を催す効果はないといえます。 |
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「シー」と発音することで腹式呼吸となり眠気を誘うシステムなのだから、「ヒツジ」と発音する時点でこの理論は成立しません。そう、我々日本人は羊を数えたところで眠くなんてならないのです! シーラカンスとか数えたほうがいいかもしれませんね。 |
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こういった雑学は、別に知らなくても生きていけますが、知っておくと身の回りの物事が新鮮に見えてきます。お子さまに読ませるだけでなく、自分でも読んでみると新しい発見があるかもしれませんよ。 |
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子どもに大ウケ たのしい雑学クイズ365 著者:中村智彦/発行:世界文化社
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