〇〇のようなは、〇〇ではない!? [落語・漫才]
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【演目】
一席目「狸の札」 ~立川志の大~ | ||||
【まくら】 なし 【内容】 命を助けてもらったお礼に、狸が人に恩返しするという噺。 借金の四円三十銭が払えず思案していたところに、きのう助けてやった子狸がやってくる。狸は「自分が五円札に化けるからそれを使ってくれ」と言うのだが・・・。 【さげ】 札が札を咥えちゃいけないよ。 |
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二席目「バールのよなもの」 ~立川志の輔~ | ||||
【まくら】 ・大阪都構想~築地市場移転問題 ・衆議院議員総選挙~選挙速報の不思議 ・流行語大賞候補「忖度」~日本語の奥深さ 【内容】 「あんた女のところに行ってきたね。私は全部知ってるんですから。行ってきたね?妾のところに!」 主人公は「何を言ってるんだ、ご隠居の所に気になった事があったから聞きに行ってたんだ」と弁解するが、上(カミ)さんは全く取り合ってくれない。妾の所に行ってたんだ。いいや行ってない。押し問答が続く。 これではキリがないと思った主人公は「あれは妾じゃない。妾のようなものだ」と言い放つ。 「分かるか?“女のような”は女じゃない。“夢のような”は夢じゃない。“ハワイのような”はハワイじゃない。分かるな」と説明すると上さんにぶん殴られてしまう・・・。 【さげ】 どんなもので殴られたんだい? 恐らく、バールのようなもので。 |
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仲入り |
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三席目「井戸の茶碗」 ~立川志の輔~ | ||||
【まくら】 ・岐阜県土岐市での独演会~リニアモーターカー 【内容】 正直者の屑屋の清兵衛が浪人、千代田卜斎から預かった仏像を、高木佐久左衛門が買い取った。煤けているのでぬるま湯で磨いたところ、台座の紙が破れて中から五十両の小判が出てきた。 仏像は買ったが中の小判は買った覚えが無いから返して来いと言われて屑屋が卜斎宅に行くと、一旦売ったものを受け取る分けにはいかないと断られる。 大家の口利きで屑屋が十両取って、双方二十両ずつ分けることで話が着いたが、卜斎はただ貰う訳にはいかないので形だけでもと普段使っている茶碗を贈る。 この美談が細川候の耳に入り高木が磨いた茶碗をもって登城すると、これが井戸の茶碗という名器だと判り細川の殿様が三百両で買い取った。 高木は半分の百五十両を卜斎に返すように、屑屋に託したが卜斎は娘を嫁にもらってくれるなら支度金として受け取ると条件をだす・・・。
【さげ】 磨くのはもうよそう、また小判が出るといけない。 |
2017-10-08 21:28
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